遠く万葉の昔から多くの歌に詠まれ、多くの人に愛されてきた和歌の浦。 

妹背山(いもせやま)は、そんな和歌の浦の一角玉津島神社の前に在る島山の名称です。

この妹背山には、初代紀州藩主徳川頼宣が造った多宝塔や観海閣があります。

妹背山(いもせやま)。
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三断橋を渡り妹背山へ。

この三断橋は、県内に残る最古の石橋です。


中国の杭州西湖にかかる六橋を模したと言われています。


観海閣。

三断橋を渡り、島を回り込んで島の反対側に行くと観海閣があります。

この観海閣は、初代紀州藩主の徳川頼宣が1652年に水上楼閣として建てたものだそうです。

頼宣は、母の霊を多宝塔に拝んだ後、この観海閣から

名草山にある紀三井寺を遥拝したと伝えられています。


残念ながら昭和36年の第二室戸台風で倒壊したため

現在の建物はコンクリートで再建されたものです。


名草山、紀三井寺の風景。
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多宝塔。

妹背山山頂へ。

妹背山山頂 登り口からすぐに着きます。

対岸の玉津島神社。
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もう少しお天気が良ければ、もっときれいな和歌の浦の風景をお見せできたのですが・・・


でも、和歌の浦の万葉ロマンあふれる雰囲気はブログでは伝えきれませんので


ぜひ、実際に来てご覧になって感じてくださいませ(*^-^)ニコ